DTIサービス社とは?無修正アダルト業界最大手の老舗アダルトサイトグループ

無修正の有料アダルトサイトの情報サイトでは、よくDTIサービス社(DTI SERVICES, INC.)という名前を目にすると思います。DTIというのは多くのアダルトサイトが加盟するASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)のことです。 日系アダルトサイトの中では一番巨大なグループで、日本で言えばDMM(Fanza)がアダルトサイトでは有名ですが、海外運営では一番に名前が挙がるのがDTIサービス社です。

DTISerives

DTIは自社で運営するアダルトサイトの他、複数のレーベル(制作者)が加盟していて、大きなネットワークを形成しています。有名なサイトに「カリビアンコム」や「HEYZO」などがあります。名前を聞いたことがある方も多いでしょう。それらをまとめるのがDTIサービス社なんです。

DTIサービス社の歴史と成り立ち

DTIと聞けば、日本でも有名なプロバイダーの一つであるDTI(ドリーム・トレイン・インターネット)がありますが、こちらとは全く関係ありません。無修正アダルトサイト大手のDTIグループであるDTIは、ダイヤル・トーン・インターナショナルの略で、会社名にはダイヤルQ2時代の名残があります。

創業は1996年頃でDTIサービス本社であるホームページのドメイン取得日は1996年9月30日となっていました。現在では無修正サイトとして有名なカリビアンコムやライブチャットで有名なDXライブなどを擁する巨大なグループですが、DTI社が出来た当時はダイヤルQ2で一世風靡した会社からスタートし、バブル時代にはかなり利益を上げていたようです。町一つ貸しきってパーティーをしたり、F3(車のレース)のスポンサーを務めたこともあったそうです。

インターネットの技術が進むにつれてダイヤルQ2から動画ダウンロードのアダルトサイトへと進化し、HGMOやカリビアンコムが誕生しました。無修正のアダルト動画を海外から配信するという手法で成り上がり、さらに2002年頃にはマクロメディア社と共同でフラッシュの開発を行い、ライブチャットを開発、サービスの提供を開始。

動画をダウンロードしてエロ動画を楽しむ時代に、生中継で生ライブでオンナノコとエッチなプレイを楽しめるライブチャットは飛躍的に人気が出て、DTIサービス社も磐石な会社となりました。DXライブ、EXライブ、ガールズオンエアーといったサイトがライブチャット業界の先駆けと言ってもいいでしょう。

その後2004年ごろにはコンテンツ管理、買い付け、販売を行うドリームルームプロダクションを設立。自社で本格的にコンテンツ制作、独占販売権利買い付けなどを行うようになり、日系の無修正アダルト業界では誰も太刀打ちできないNo1のアダルトサイトグループになりました。

コンテンツ管理会社のドリームルーム社によるオリジナル独占動画が魅力

ドリームルームプロダクション

日本国内運営で有名なFanzaもアダルトコンテンツ制作会社を持っていますが、配信されているほとんどの作品は他社メーカーの作品をレンタルして販売しているのがほとんどです。つまり、Fanzaなどで配信されている作品は他社メーカーの2次利用、3次利用がほとんどで、DMMでしか見れない作品というのは非常に少ないのが特徴です。

ところが、DTIサービス社はオリジナル独占動画にこだわっており、DTI社に加盟するサイトでしか見れない作品を数多く集めています。その独占オリジナル動画の制作、買い付け、権利取得などを行っているのがDTIの子会社であるドリームルームプロダクションです。代表(CEO)はCharles L Dupreeという名前で登記されていますが、実際のマネージメントはアズマ氏という日系アメリカ人が行っています。このアズマ氏がDTIサービスを設立当時から支え、大きくしてきた優秀な人物のようです。

ちなみにDTIサービスの創始者(会長)はTakahashi Wataruという方だそうです。ニューヨークタイムズの記事で、昔取り上げられたことがあります。気になる方はこちらをどうぞ。顔写真も出ています。

⇒「New York TImesの記事」より抜粋

These people characterized DTI, which is owned and operated by Wataru Takahashi, a Japanese billionaire who has worked with Mr. Gordon on various enterprises for at least a decade, as one of the most lucrative and enduring clients for Mr. Gordon’s credit card processing business.

DTI is an amalgam of dozens of Web sites, offering paying customers everything from live video sessions with pornographic performers to sexually explicit manga cartoons. The sites bring in revenue of about $15 million a month, according to several current and former DTI employees who have knowledge of its finances. DTI produces the content for many of these sites in Los Angeles, then pipes the material to computer screens in Japan, which has strict laws on explicit performances.

(以下翻訳)

これらの人々は、ゴードン氏と少なくとも10年間にわたりさまざまな事業で協力してきた日本の億万長者、Takahashi Wataru氏が所有・運営するDTIを、ゴードン氏のクレジットカード処理事業にとって最も収益性が高く、長期にわたる顧客の一つと位置付けた。

DTI は数十の Web サイトを統合したもので、ポルノ出演者のライブ ビデオ セッションから性的に露骨な漫画まで、あらゆるものを有料顧客に提供しています。財務状況を知る DTI の現職および元従業員数名によると、これらのサイトは毎月約 1,500 万ドルの収益を上げています。DTI はこれらのサイトの多くをロサンゼルスで制作し、露骨なパフォーマンスに関する厳しい法律がある日本のコンピューター スクリーンに素材を送信しています。

こだわり続けた独占オリジナル動画

例えばカリビアンコムの動画は、カリビアンコムでしか見ることができません。この独占動画という拘りがDTIサービス社の根幹となっています。拾い物や2次利用ものを集めているサイトとは違い、質の良い動画を届けてくれることでユーザーの信頼と人気を勝ち取り、長い年月がたっても人気が衰えない原動力となっているのでしょう。

DTIサービスに加盟するサイトの全てがドリームルーム社の制作や買取の作品であるというわけではありませんので、自社で制作しているインディーズメーカーなどもサイトを運営し、DTIに加盟しているというパターンも多くあります。

しかしDTIサービスにだれでも加盟できるわけではありません。加盟企業が自社でコンテンツの権利やライセンスを持っており、サイトの運営スキルがあり、さらにサイトのデザイン性やコンテンツの充実性なども求められ、厳しい審査をパスした企業だけがDTIに加盟できます。

そんなコダワリを持ったDTIグループが魅力的なのは当たり前のことかもしれませんね。

ドリームルームプロダクションのホームページはこちら

DTIサービス社が提供する有料アダルト業界の信頼・実績No1の決済サービス

DTIグループに加盟しているサイトは、DTI社が設立した自社の決済サービスで決済が行われています。通常の企業がウェブサービスや通販などを行う場合、一般的に他社の決済代行会社と契約し決済を行いますが、DTI社は自社で決済サービスまで行っています。決済も自社で行っているのは大変めずらしいです。

自社で決済を行っているため、決済代行会社に依頼しているのと違い、月額制アダルトサイト用にカスタマイズされた素晴らしいサービスの提供がされており、ユーザーにとってはうれしいです。

以前は円決済も取り扱いがあったのですが、今はドル決済のみとなっています。VISAやMASTERがアダルト業界から撤退傾向なので円決済は行えなくなったのでしょう。

決済のカスタマーサポートはオールブライト社が行っていますが、こちらの決済サポートチームもDTIグループの子会社ですので安心してサポートを受けることができます。

1996年頃にDTIグループが決済を開始してからこれまでDTI決済でトラブルが発生したというのは聞いたことがありません。海外のアダルトサイトグループには他にもありますが、他のどのグループよりも老舗で信頼のあるサービスがDTIグループのDTI決済です。

DTI決済のサポートは24時間対応で行っており、さらに電話サポートも受けることができます。海外アダルトサイトの決済で日本語対応の決済サービスを行っているのはこのDTI決済だけです。ちなみにDTIグループの決済はDTIサービス社だけでなくKINGSUMMITという名義でも決済も行っていますが、こちらの決済会社もDTIグループ内に存在する子会社なので安心です。

D2Pass(ディーツーパス)とは?一つのIDでログインできる「シングルサインオン」システム

DTIグループには大変多くのサイトが参加しているため、複数のサイトに入会したいと思ったときは大変です。各サイトでメールアドレスやクレジットカードを入力して入会するのは面倒です。

そこで考え出されたシステムが、どのサイトでも一つのIDでログインし、新規購入や追加購入などを簡単にすませることができるシングルサインオンシステムのD2Passというものです。

DTIのカリビアンコムに入会すると、自動的にD2パスのIDが発行されますので、D2パスに加盟しているDTIグループのすべてのサイトへ、一つのIDでログインできるようになります。クレジットカード情報などをD2パスに登録しておけば、購入もいちいちカード番号入力する必要がなくスムーズにボタンクリックだけで登録も完了します。

また、D2パスにはクーポンや割引情報など様々な特典がついていたり、ライブチャットの無料ポイントがもらえたりと良い点がたくさん!大企業であるDTIグループだからこそ可能な最新鋭のシステムなんですね。

d2passの仕組み

最近は何かのサービスに登録するときに、「Googleでログイン」や「Facebookでログイン」のように、有名サービスやSNSサービスで自動でログインできるシステムがあります。これもシングルサインオンの仕組みです。今では当たり前のことですが、このような最先端のシステムをいち早く導入していたのがDTI社のすごいところです。

D2Passについてはこちらのページでも開設していますのでご覧ください。
⇒D2Passとは?(準備中)